年を取っても山に登る為には,
マイペースで歩き、
ペースが会わない人とは、山行を共にしないこと。
コースタイムを標準タイムより50%アップにし
小屋到着の目標を午後3時、遅くとも4時には着くように、
余裕をもったスケジュールを組むこと。
医者、遭難救助はあてにせず、
自殺行為のような行動はとらないこと。
平素から歩くように心がけ、
自動車、自転車を極力使わないこと。
冬の穂高連峰
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あるとき山麓で私は年配の人から、 年を取って山登りとは元気なものだ。 私は温泉につかり、涼しい所で ビールを飲んでいる方がラクだと 思うが、と話しかけられた。
私自身もなぜシンドイ山登りを
私が始めて山へ登ったのは、小学生のころで、
今までの山行で、心中ひそかに誇りに
また北アルプスの三大難所といわれる不帰の嶮、
さらに56キロの六甲全山縦走を
これらは一、ニを除いて、
しかし、上には上があるもので、
その人たちに比べれば、私はまだまだヒヨ子である。
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冬の大正池
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本文著者の紹介 村岸 正 住所 兵庫県芦屋 1925年生れ 私共の旅館に、来始めて10年ほどです。 なかなか気さくな、実直なお父さんです。
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